外構工事の種類について

2022.03.10

外構工事の種類は、設置する構造物により
クローズ外構 オープン外構 セミクローズ外構
の3つに分けられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します!!

クローズ外構

‟メリット”
クローズ外構は、住宅にそって敷地の外周に塀やフェンスを設置するスタイルです。
ある程度の高さの塀・フェンスで住宅をぐるっと囲んでしまうため、敷地の内側と外側を
はっきりと区切ることができます。
外から敷地内の様子が見えにくいのでプライバシーを確保しやすいです。
また、塀やフェンスのおかげで子供やペットが道路に飛び出したり、不審者が敷地内に
侵入したりすることを防ぎます。

‟デメリット”
視線を遮るクローズ外構は閉塞感や圧迫感を抱きやすいため注意が必要です。
圧迫感を軽減するためにも、建物から敷地外まで十分なスペースがある住宅におすすめです。
また、外部から敷地内が見えにくいことで死角ができ、不審者の隠れ場所になるなど
逆効果になる可能性もあります。
このため、塀やフェンスの高さをほどほどにしたり、センサー付きライトを
設置したりして防犯対策にも気を配ると良いでしょう。

オープン外構

‟メリット”
オープン外構は、建物の周りにできるだけ塀やフェンスを設置しないスタイルです。
設置したとしても、低いタイプや目隠しの機能があまりないタイプが多いです。
門柱はあっても門扉はないなど外構を少なくすることで、開かれた空間を作りだします。
住んでいる人は開放的な雰囲気を味わえるため敷地が狭い住宅におすすめです。
遮蔽物がないことで周囲の景観になじんだ明るい雰囲気を演出しやすいだけでなく、
設置する構造物が少ないので費用や工期を抑えやすいというメリットがあります。

“デメリット”
住宅の前を行き来する人や車から家の中が見えやすくなる点には注意が必要です。
プライバシーを確保するために、窓に目隠し用のフィルムを貼ったり工夫した方がいいでしょう。
敷地に不審者などが侵入しやすいので、防犯対策も必要でしょう。

セミクローズ外構

‟メリット”
セミクローズ外構は、クローズ外構とオープン外構の中間に位置するスタイルです。
クローズ外構とオープン外構の良さを併せ持っており、プライバシーの確保と適度な開放感の
両立を実現できます。
具体的には、敷地境界線の一部分にだけ塀やフェンスを設置したり、高さを抑えたりすることで、
適度に開放的な空間を作りだします。
ほかにも、住宅の周囲には何も設置せず、子供の遊び場や洗濯物を干すとこだけ目隠しの
フェンスを設置するなど、必要に応じて柔軟なデザインも可能です。
この場合、必要な場所にだけ費用をかければいいため、完全なクローズ外構と比べて
トータルコストの節約にも役立ちます。

“デメリット”
クローズとオープンが混在することで、外構の機能やデザインが中途半端に
なってしまうので注意しましょう。
視線を遮りたい場所と開放感を味わいたい場所を事前にハッキリさせ、
全体像を見ながら設計していくのがポイントです。

お客様の素敵なお家に少しでもお手伝いが
できればと思っております。
お気軽にご相談・お電話お待ちしております。

 

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